カッパー・オレンジ系のヘアカラー剤のメーカー比較を行いました。
実験環境
用いたヘアカラー剤(写真左から):
アルーリアファッション カッパー8 (ロレアル)
アジアンカラー オレンジ8 (アリミノ)
アソートアリア C-8/O オレンジ (デミ)
HBケアテクトカラー C-Or8 オレンジ (ナプラ)
イゴラロイヤルイマジア O8 オレンジ (シュワルツコフ)
コレストン 8/44 キャロットオレンジ (ウエラ)
コレストン 8/34 オレンジベージュ (ウエラ)
マテリア O-8 オレンジ (ルベル)
オルディーブ 8-45 カッパー (ミルボン)
プリミエンス O8 オレンジ (資生堂)
プロマスター CO-8/8 カッパーオレンジ (ホーユー)
用いた毛束:
ヤギ毛、ブリーチ毛、ヴァージン毛
染色条件:
塗布3分、放置40分(室温)、シャンプー2回
日時:
染色 2012年10月16~24日
撮影 2012年10月27日(自然光下、くもり)
結果と考察
ヤギ毛
色票は左から5YR、2.5YR、10R(マンセル)。
色相分布は10R~5YR前後
大きなメーカー差はない。
明度分布は3~5程度
イゴラ・マテリア・プロマスターの明度が高く、プリミエンスの明度が低い
彩度分布は2~8程度
イゴラ・コレストン(8/44)・プロマスターの彩度が特に高く、オルディーブ・プリミエンスの彩度が低い
染料との関係
染料数の少ないものやメタアミノフェノールの入っていないものは彩度が出やすく(アソートアリア・イゴラ・コレストン・プロマスター・)、
染料数の多いものやメタアミノフェノールが入ってものはくすみやすくなる(HBケアテクトカラー・オルディーブ・プリミエンス)。
ブリーチ毛
色票は左から5YR、2.5YR、10R(マンセル)。
毛束の左端は染色前、右端はJHCAヘアカラーレベルスケール。
色相分布は10R~5YR前後
大きなメーカー差はない。
明度分布は2~3程度
イゴラ・マテリアの明度が高く、オルディーブ・プリミエンスの明度が低い。
彩度分布は2~4程度
イゴラ・コレストン(8/44)・プロマスターの彩度が特に高く、オルディーブ・プリミエンスの彩度が低い。
ヴァージン毛
色票は左から5YR、2.5YR、10R(マンセル)。
毛束の左端は染色前、右端はJHCAヘアカラーレベルスケール。
イゴラ・マテリアは明度が高い。
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