ナチュラル系のヘアカラー

クールブラウン(ナチュラル)系のヘアカラー剤のメーカー比較を行いました。

実験環境

用いたヘアカラー剤(写真左から)：
アルーリアファッション　ナチュラル8　(ロレアル)
アジアンカラー　ナチュラルブラウン8　(アリミノ)
アソートアリア　C-8/CB　クールブラウン　(デミ)
HBケアテクトカラー　C-N8　ナチュラル　(ナプラ)
イゴラロイヤルイマジア　N8　ナチュラル　(シュワルツコフ)
コレストン　8/00　ネイチャーコントロール　(ウエラ)
マテリア　CB-8　クールブラウン　(ルベル)
オルディーブ　8-CB　チェスナットブラウン　(ミルボン)
プリミエンス　N8　ナチュラル　(資生堂)
プロマスター　N-8/7　ナチュラル　(ホーユー)

用いた毛束：
ヤギ毛、ブリーチ毛、ヴァージン毛

染色条件：
塗布3分、放置40分(室温)、シャンプー2回

日時：
染色　2012年12月20～31日
撮影　2013年1月10日(自然光下、晴れ)

結果と考察

ヤギ毛

ナチュラル(クールブラウン系)ヘアカラー　ヤギ毛

色票は左から7.5YR、10YR、2.5Y(マンセル)。

色相分布は7.5YR～2.5Y前後
コレストン・オルディーブ・プリミエンスは赤みが強い。

明度分布は2～7程度
イゴラとアルーリアが明るく、HBケアテクトカラー、コレストン、プリミエンスは暗い。

彩度分布は2前後
クールブラウンなので全体的に彩度は低い。

染料との関係
配合量の情報がなく染料の種類だけで関連を見つけるのは難しいが、パラアミノフェノールや5-アミノオルトクレゾールが比較的多く配合されているものは赤みが強いと思われる。

ブリーチ毛

ナチュラル(クールブラウン系)ヘアカラー　ブリーチ毛

色票は左から5YR、7.5YR、10YR(マンセル)。
毛束の左端は染色前、右端はJHCAヘアカラーレベルスケール。

色相分布は2.5YR～5YR前後
イゴラロイヤルは赤みが強い。

明度分布は2～3程度
アルーリアとイゴラロイヤルは明度が高い。

彩度分布は1～3程度
イゴラロイヤルは彩度が高い。

ヴァージン毛

ナチュラル(クールブラウン系)ヘアカラー　バージン毛

色票は左から5YR、7.5YR、10YR(マンセル)。
毛束の左端は染色前、右端はJHCAヘアカラーレベルスケール。

イゴラ・アルーリアの明度が高い。

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