2014年秋冬のトレンドカラー

定期購読している年2回発行の日本色研事業のFASHION COLOR
4月10日に2015年春夏/2014-15年秋冬のトレンド情報が入っている最新号が発売されました。

 

「今年はブルーが流行る!」のような、そのシーズンのトレンドを表す流行色。

糸や繊維などを作るメーカーが約1年くらい前に素材展を行い、
さらに洋服を作るアパレルメーカーが約半年前にコレクション(ファッションショー)を行い、
そしてシーズン直前にデパートなどのお店に並びます。

上流から下流へながれていく過程で、
少しずつその時その時のマインドも反映しながら、
トレンドも出てきます。
素材展や、コレクションの後には、色々な情報発信元から、
流行色の予測が出てきます。

最近は、人の好みも多様化して、
流行色が予想しにくくなっている感じもしますが、
それでも「大きな流れ」というものはあるような気がします。

例えば、東日本大震災の後は「白」を着る方が多かったような気がします。
詳しい色の解説は、色彩心理の専門家に譲りますが、
「白」はリセットをするための色でもあります。
大きな出来事があった後に、何かをリセットするために
「白」を求める流れになっていたのかもしれません。

下の画像は、ここ数年間の流行色提案をまとめたもの。
ブルーやピンクが目立つような気がします。

トレンドカラー

2014年の秋冬も、ブルー系がきそうです。
濃いブルーや灰みがかったブルーが多い印象です。

他にも、2014-15年秋冬のトレンド情報が見られるサイトがあります。

JFW Premium Textile Japan

 

2014-15年秋冬のコレクションの写真や動画はVOGUEのウェブサイトからもアクセスできます。

2014-15秋冬プレタポルテコレクション

今回のFASHION COLORは、景気とトレンドカラーについてのコラムや、トレンドのルーツに関するコラムなどもあり、充実した内容でした。