パーソナルカラーとヘアカラー 1

ヘアカラーを語る時に何気なく使う「ウォーム」と「クール」。
パーソナルカラーを学ぶ時にも出て来ることが多い「ウォーム」と「クール」。

色を語る時にいろいろな場面で出くわす「ウォーム」と「クール」ですが、
場面が違えば色みが違うってこと、ご存知でしたか?

ヘアカラーでは、

赤みがより強い色を「ウォーム」
赤みがより少ない色を「クール」
ということが多いと思います。

では、パーソナルカラーでは……?

黄みが強い色を「ウォーム」
青みが強い色を「クール」
と言うんです。

はい、パーソナルカラーでは、「ウォーム」が「赤み」じゃなくって「黄み」になるんです\(◎o◎)/

(おそらく、美容師さんが受講するパーソナルカラーの講習会では、ほとんどこのことについて触れられていないと思います)

私(中川)は、ヘアカラー開発をする前にパーソナルカラーを学びました。

ヘアカラー開発をするようになって、初めて担当した色が「白髪染めのブラウン系」

色を作って美容師さんのところへ持って行ったら、

「この色はちょっとクール過ぎるから、もっとウォームにしてよ!」

って言われたんです。

それで、

ウォーム=黄色だから、、、 (←パーソナルカラー的発想)

黄色の染料をてんこ盛りに入れて、、、(笑)

「ウォームなブラウンができました!!」

とドヤ顔(!)で美容師さんのところへ持って行きました。

……が、、、

そう、何が起こったか、想像に難くないですね?

その後こっぴどく美容師さんから怒られました(・_・;)

そんなパーソナルカラーとヘアカラーの狭間で試行錯誤した経験も踏まえ(苦笑)、

パーソナルヘアカラー研究所のパーソナルヘアカラー講習会では、

誤解を生みやすい、ヘアカラーに馴染みにくい、

「ブルーベース」「イエローベース」

のような用語や分け方は使っておりません。

ヘアカラーの現状に合わせて、

「レッドタイプ」「ノンレッドタイプ」

という言葉を使っています。