【ヘアケアのお話】髪の内部と表面どちらが大切?

時々、お客様から、

「ヘアケアはどのようにすれば良いのですか?」

というご質問を頂戴することがあります。

何年間もロングヘアを維持し、
ヘアカラーは毎回欠かさずやっておりますし、
最近はデジタルパーマもかけました。

髪にダメージを与えることばかりしているのですが、
その割には髪がきれいだと言われることも多いです。
(多少はお世辞が含まれている可能性もありますが^^;)

ヘアカラーの研究開発者になる前は、
シャンプーやトリートメントの研究開発もしておりましたし、
毛髪診断士でもありますので、
ヘアケアは、独自のスタイルを持っています。

敢えてそれを公開しなかったのは、
ある意味でトレンドに逆行しているからでもあり、
発言だけが一人歩きする怖さも知っているからでもあります。

時代の流れというのは、
表面をコートすることより、髪の内部に栄養を浸透させることが大切
というような考え方。
ノンシリコンブームが起こったのも、そういったトレンドが後押しした面もあるかも知れません。

私個人としては、少し違う考えを持っています。

例えの話を先にします。

肌のシミを予防する場合、

肌の表面に日焼け止めを塗るか、
肌に浸透する美白クリームを塗るか、

どちらがより大切でしょう?

日焼けしてしまった場合は、何もしないより美白クリームを塗る方がマシかもしれません。

でもそれ以上に大切なのは、肌の表面に日焼け止めを塗って日焼けを防ぐことではないでしょうか?

私のヘアケアに対する考えも似ています。
髪の表面を、日焼け止め、ならぬダメージ止め(?)をすること、
これがとても重要だと思っています。

続きはまた機会を見て書きたいと思います(*^_^*)