先日、「『○○成分は良くない』という情報、どう思いますか?」というタイトルで投稿をしました。
正直、何が正しくて何が間違っている情報なのか…を判断するのは大変です。
電球では暖色に見えたヘアカラーが、蛍光灯(昼光色)では寒色に見える…ということが起こり得るように、
「方法が変われば結果も変わる」
ということはよく起こることだからです。
そのヘアカラーは本当は暖色か寒色か、どっちが正しいのか…を知ることよりも、
「電球では暖色に見えて、蛍光灯では寒色に見える」
ということを知っておくことの方が重要なのではないかと思います。
同じように、
「○○成分はよくない」
という情報に触れた時、
「どういう条件で良くないのか、逆に良い条件はあるのか」
「誰が良くないと言っているのか、良いと言っている人もいるのか」
を情報を調べてみましょう。
今はインターネットなどで、簡単に色々な情報を調べることができます。
例えば、
「塩を一度に200g食べると人間は死んでしまいます。だから人間にとって塩は『猛毒』です。決して食べてはいけません。」
と言われたら、塩を料理に使うのを一切やめようと思いますか?
裏を返すと、「塩は『猛毒』だ!」というウワサを流したいと思ったら、手段を選ばなければできてしまうということです。
「○○成分はよくない」「だからノン○○製品は良い」という情報も同じように、売り手の意図で簡単にできてしまうことです。
逆に「○○成分は問題ありません」ということを認めてもらうのは本当に大変です。
塩と同じように、長年使われ続けてきた実績で分かってもらうしかない部分もあります。