4年前のアナと雪の女王、皆さんご覧になりましたでしょうか?
つい先日、続編のアナと雪の女王2が公開されましたね!?
せっかくなので、2人の主人公、
アナとエルサ(雪の女王)の髪色について
触れたいと思います。
前回のアナ雪が公開された時期の話ですが、
2014年5月の日本色彩学会全国大会で、
大阪電気通信大学のグループが、
「アニメーションキャラクターの髪色の与える性格印象」
というタイトルで発表していました。
詳細は学会誌に譲りますが、かなり簡単に書くと、
白い髪…クール
赤い髪…熱血
茶色い髪…優しい
という傾向が示唆されたということです。
アナとエルサの髪色は
アナ…赤毛
エルサ…プラチナブロンド
でしたね!?
エルサのプラチナブロンドは白に近いので、
クールなイメージに通じる部分があり、
アナの赤毛はアニメの赤と茶に近いので、
熱血で優しいイメージに通じる部分があるかと思います。
研究結果と、アナ雪の主人公の髪色と、
偶然か必然か傾向が同じ!と、思いませんか!?
仮にアナとエルサの髪色が逆だったら…
もしかしたら見る方も少し混乱していたかもしれません。
ちなみにアナ雪の舞台は
ノルウェーがモデルになっているようです。
ノルウェーも含めた北欧の国々は、世界的に見ても
ブロンドと赤毛の割合の多い国です。
エルサの赤みのないプラチナブランド、
アナは赤みの強い赤毛
に描写されています。
髪の色素でもあるメラニンは、
ユウメラニンとフェオメラニンという2種類に分かれます。
専門書を見ると、よく、
ユウメラニンは黒褐色
フェオメラニンは黄赤色
と書かれているんですね。
私は、
ユウメラニンが少ないと明るい髪、多いと暗い髪になり、
フェオメラニンが少ないと赤みの感じない髪、多いと赤みの強い髪・・・
とイメージして覚えました^_^
そう考えると、
アナはフェオメラニンが多くユウメラニンが少ない髪、
エルサはフェオメラニンもユウメラニンも少ない髪
・・・なのかも知れませんね!?
因みに、そばかすがいちばん出やすいのは赤毛、ついでブロンドのようです。
ぜひアナと雪の女王2を見る方は、肌の描写もチェックしてみて下さい!
アナやエルサの肌を良く見るとそばかすが
見事に描写されています。
アナの方がそばかすがより多く描かれています。
こういった部分が細かく描写されているディズニーの細やかさに感動です(^O^)