今日は、市販のカラーリング剤のマーケット動向についてのお話を。
画像は、市販ヘアカラー剤の2009年~2011年の売上実績と2012年の売上見込みをグラフ化したもの。
このグラフを皆さんはどう読み取りますか?
私が注目しているのは、赤で示した「利尻ヘアカラーシリーズ」をはじめとする「カラートリートメント」の動向。
「利尻ヘアカラーシリーズ」は2009年に1.4億だった売り上げが2010年には8.8億に!
ブランド別シェア10位くらいだったのに、4位に急浮上しています。
利尻ヘアカラーシリーズは、御存知の通り1剤と2剤を混ぜる普通のヘアカラー剤ではなく、シャンプー後に使うカラートリートメントの類。
2年ほど前に、広告を良く見かけました。
そのせいか、スーパーやドラッグストアの棚割りを見ても、「カラートリートメント」の扱いが(ブランドに限らず)以前より大きくなっている気がします。
「カラートリートメント」、引き続き支持されていくのか、一時的なブームに終わるのか、まだ何とも分かりません。
今後の動向をチェックすると同時に、美容室のカラーリングメニューと共存させるか、差別化させるか、考えておいた方が良いかもしれませんね!
ちなみに、私は、かなりはっきりした色のヘアカラーが好きなので、褪色も早かったりします(^_^;)
ですから、美容室でヘアカラーをする間の期間に、褪色を補うためにおしゃれ染めカラートリートメントを時々使用しています。
あと、もし医薬部外品同士ですとパーマとカラーは同日施術できないので、パーマを選ぶ時も便利かもしれません。