今回は、色彩学の歴史に関する本をご紹介します。
題名:色彩学貴重書図説 ニュートン・ゲーテ・シュヴルール・マンセルを中心に
著者:北畠耀
出版社:日本塗料工業会
価格:¥2,310
発売日:2006年4月1日
サイズ:B5, 101P
対象:色彩学の歴史に興味がある方、色彩に教育に携わる方
難易度(5段階) :★★★★☆
評価(5段階):★★★★★
内容:著名な色彩学者の著書をカラーで紹介しながら、色彩学の歴史を解説
レビュー:
ニュートン、ゲーテ、シュヴルール、フィールド、マンセル、オストワルト、メルツ、ポールなどの遺した色彩に関する著ををフルカラーで紹介しながら、古代から最近までの色彩学の歴史がまとめられている本です。
写真が豊富なので、昔のマンセルやオストワルトの色表の様子もはっきり分かり、色彩書を刊行する際の苦労まで伝わってくるかのようです。著名人の著書の紹介以外にも、XYZ、L*a*b*、NCSなどの表色系の歴史もあり、年表も付いています。
大変参考になり、また興味深い1冊です。