題名:介護力を高めるカラーコーディネート術 生活に彩りとうるおいを与えるために
著者:南涼子
レビュー:
老人ホームなどの介護の現場に特化したカラーコンサルタントである著者が、長年培ってきたノウハウを交えながら老人ホームでの仕事の様子を紹介する本。
色を住環境・ファッション・心理・食などに活かすことで、どのような反応や効果があったのかが分かりやすく紹介されています。
介護職員の方やカラーコンサルタントの方に広くおすすめ。
目次:
◆第1章 色彩の役割
◇人間と色との関わり
◇ケアにおける色彩の役割
◇色が心身に与える影響
◇安全性と残存機能を支える色彩
◇加齢による色彩認知力の変化
◇その他の視覚障害と特徴
◇認知障害を手助けする環境と色
◆第2章 居住空間を彩る
◇生活の場としての色を考える
◇ケア環境における7つの色の機能
◇配色と効果
◇居室に求められる色
◇色で共有空間を変える
◇色を柄選びの注意点
◇色調(トーン)のイメージと効果
◇施設環境の取り組み例
◇リフォームの手順と色選びのポイント
◇リフォームしなくても簡単に模様替え
◇色彩の効果を活用する
◇色の特性と心理作用
◆第3章 高齢者の食生活に活かす色彩
◇高齢者の食と色
◇食欲を湧かせる色
◇赤の彩で華やかに~Zの視線~
◇食の彩りで栄養バランスを整える
◇栄養素と色との関係
◇5色と主なビタミン・栄養素
◇旬の色で季節感を演出する
◇食器の色とメニュー
◇目的別 色のカラーコーディネート~食と色の心理学~
◇食に与える心理的影響~特別な日を演出する色~
◆第4章 高齢者の衣服を彩る
◇介護力をアップする衣服
◇利用者の衣生活とおしゃれ
◆第5章 化粧で毎日いきいきと
◇介護者の好感度を高める色とメイク
◇高齢者のメイクアップ
◆第6章 色彩を活用したアクティビティ
◇言葉にならない声を聴く
◇画家の作品に見る色彩と心理
◇色が示す心模様
◇色でアウトプットする
◇高齢者心理の把握に役立てる色
◇色と心理
◇カラーワーク
◇色を使ったアクティビティ
◆付録
◇介護における色のプラス効果とマイナス効果
◇色でコミュニケーション力をアップする
◆おわりに
出版社:中央法規
価格:¥2,520
発売日:2007年5月10日
サイズ・ページ数:B5,167P
対象:カラーリストや介護の現場で働く方
【関連する本】
介護に関する本については、下記のページでも掲載しております。
→介護の本|カラーニュース書籍情報
生活・環境に関する本については、下記のページでも掲載しております。
→生活・環境の本|カラーニュース書籍情報