ヴァージン毛(地毛)の色

ヴァージン毛の色も様々ありますが、その中で最も少ないと言われているのが「赤毛」。
劣性遺伝のため少なく、全世界で1-2%、いちばん多い北欧や西欧で2-6%なのだそうです(wiki情報)。

地毛の髪色は、
黒褐色のユーメラニン
と、
赤~黄色のフェオメラニン
の量で決まりますが、「赤毛」はいちばんフェオメラニンの割合が多いのです。
多い、と言っても、生物の科学遺伝 63ー5 特集:ヒトの皮膚・眼の色の遺伝学によると、
赤毛のユーメラニンとフェオメラニンの量は同じくらい。
逆に「黒髪」はいちばんユーメラニンの割合が多く、フェオメラニンの約100倍!

フェオメラニンはユーメラニンより化学変化に強いため、エジプトのミイラの髪はフェオメラニンが残りやすく、赤みが強いんだそうです(; ̄O ̄)

写真は、肖像画の教本で、髪色の表現の仕方を解説している部分。

メラニンって奥が深いですね(*^^*)