今日はネイチャーの日本語版サイトから記事のご紹介です。
⇒髪の色のことで、ストレスがたまる
⇒Direct migration of follicular melanocyte stem cells to the epidermis after wounding or UVB irradiation is dependent on Mc1r signaling
ストレスは白髪の原因の1つとも言われていますが、
もしかしたら、髪のメラニン色素つくりに関わっている細胞が
肌の方にお引越ししてしまって足りなくなったから、かも知れません。
ケガをした時に傷口が黒ずんだり、
紫外線を浴びて日焼けをしたりします。
体を守るためにメラニン色素が作られるからです。
肌にも髪と同じように
もともとメラニン色素はあります。
欧米人は色白でアフリカ人は濃い肌色をしているのも
肌のメラニン色素の量が関わってきますよね。
ケガをした時や紫外線を浴びたときは、
肌を守るために、いつもよりたくさん
メラニン色素を作る必要があります。
そこで、髪のメラニン色素を作るもとになる
細胞(色素幹細胞)が肌(表皮)に移動して
足りない分を補うそうです。
この記事は、そのメカニズムが解明に関するもの。
「ストレスホルモン」を受け取ると、
細胞が髪から皮膚への移動するのだそうです。