構造色とは、例えばネイルやアイカラーの「ラメ」のように、それ自体に色がついていないのに、光の状態によって色がついて見えたり、変化してみえたりする色のこと。
「ラメ」もそうなのですが、このウェブサイトはヘアカラーがテーマなので、少し無理やりですが、「毛」に関連付けてお話を\(^o^)/
身近なところでは、「ハト」の首のあたりが、角度によって「赤紫」や「緑」に輝いて見えるのも「構造色」。
ハトが、赤紫や緑の色素を持っているわけではないですよね、光の反射で角度によって色が見えるだけ。
[参考]
http://mph.fbs.osaka-u.ac.jp/~syoshi/kaisetsu/pigeon.html
http://www.chart.co.jp/subject/rika/scnet/29/sc29-1.pdf
そして、こちらの写真の青い鳥は、私(中川)がアメリカのヨセミテ国立公園に旅行に行った時に撮影したもの。「ステラ―カケス」というカラスの仲間です\(◎o◎)/
この鳥も、「青い色素」を持っているわけではありません。光の散乱で青い色に見える「構造色」なのです。
羽毛の微細な構造が、「ハト」の紫と緑、そして「ステラ―カケス」や「クジャク」の青などに影響を与えています。
この「微細な構造」、人間の髪に応用できる日が果たしてくるのか…分かりませんが、ちょっぴりロマンを感じませんか?