「パーソナルカラー」というと、講習を受けたり、専門学校で授業を受けたりした美容師の方も多いと思います。
勉強はしなくても、「言葉だけは知っている」という方も多いのではないでしょうか。
さて、美容室でのパーソナルカラー提案の土台ともなるヘアカラーチャート。
ご存知のように、ヘアカラーチャートには2通りあります。
1つは写真のカラーチャートのような、カラー剤それ自体の色。ヤギ毛に染めた時の色。
もう1つは仕上がりの色。実際の髪に染めた時に近い色。
これまで、パーソナルカラーアナリストや美容師の方へ、パーソナルヘアカラーの教育をしておりますが、
その中でよく感じるのは、似合うヘアカラーを提案する時、
「カラー剤自体の色」を見て似合う似合わないを提案する方や、あまり意識していないで提案している方が多いということです。
例えば、「ブルーベースのあなたには青みのあるアッシュやバイオレットのヘアカラーがオススメですよ!」のように。
同じアッシュやバイオレットでも、明度によってはかなり黄みを感じますから、注意が必要ですね。
パーソナルヘアカラー研究所のヘアカラー提案は、仕上がりの色を基本に、「明度」+「色み」で診断と提案を行います。