パーソナルカラーとヘアカラー3

パーソナルカラー」というと、講習を受けたり、専門学校で授業を受けたりした美容師の方も多いと思います。
勉強はしなくても、「言葉だけは知っている」という方も多いのではないでしょうか。

さて、美容室でのパーソナルカラー提案の土台ともなるヘアカラーチャート
ご存知のように、ヘアカラーチャートには2通りあります。

1つは写真のカラーチャートのような、カラー剤それ自体の色。ヤギ毛に染めた時の色。

もう1つは仕上がりの色。実際の髪に染めた時に近い色。

これまで、パーソナルカラーアナリストや美容師の方へ、パーソナルヘアカラーの教育をしておりますが、
その中でよく感じるのは、似合うヘアカラーを提案する時、
「カラー剤自体の色」を見て似合う似合わないを提案する方や、あまり意識していないで提案している方が多いということです。

例えば、「ブルーベースのあなたには青みのあるアッシュバイオレットのヘアカラーがオススメですよ!」のように。

同じアッシュバイオレットでも、明度によってはかなり黄みを感じますから、注意が必要ですね。

パーソナルヘアカラー研究所のヘアカラー提案は、仕上がりの色を基本に、「明度」+「色み」で診断と提案を行います