人はなぜ化粧をしてきたのか 古典から近代文学に学ぶ化粧の意味

人はなぜ化粧をしてきたのか 古典から近代文学に学ぶ化粧の意味

今日は人はなぜ化粧をしてきたのか 古典から近代文学に学ぶ化粧の意味(岡田富雄著、文芸社刊)のご紹介です。
巻頭でも著者が述べているように、「化粧にまつわる和歌や小説で、比較的多くの人に親しまれている作品を取り上げ、化粧の歴史と、それぞれの時代に生きた女性が化粧に込めた意味を、肌の仕組みの解説を交えながら紹介」している本です。
広く浅く化粧の歴史や皮膚科学を学べる本で、軽めの内容ですので、プロの方より、入門者、一般の方にお勧めしたい本です。
化粧文化や化粧の歴史を専門的に勉強したい方には、以前ご紹介した化粧にみる日本文化 だれのためによそおうのかや、昨日ご紹介した化粧心理学―化粧と心のサイエンスなどがよりアカデミックな内容で読み応えもあり、お勧めです。