今日は色彩と日本史に関連した本をご紹介します。新書なので読みやすいです。
題名:色の名前で読み解く日本史
著者:中江 克己
出版社:青春出版社
価格:¥750
発売日:2003年2月
対象:色彩や日本史に興味のある方
難易度(5段階) :★★☆☆☆
評価(5段階):★★★★☆
内容:日本の伝統色それぞれの歴史を解説
レビュー:
色という切り口で日本史を見つめることができる本です。
日本の伝統色140色を取り上げ、いつの時代に誕生し流行したか、どんな場面でどんな人に使われたか、染色方法などがこと細かく、でもわかりやすく解説されています。
伝統色に関係する本は、難しくて読みづらい本が多いのですが、その中でもこの本は入門者にも読みやすく書かれています。口絵に本で取り上げている伝統色がカラーで載っており、理解を助けてくれます。