色へのことばをのこしたい (伊原昭)



題名色へのことばをのこしたい

監修伊原昭

出版社:笠間書院

価格:¥2,310

発売日:2011年6月16日

サイズ・ページ数:A5,276+46P

対象:色、文学、伝統色に興味がある方




目次


はしがき
日本の色 序にかえて
文学と色彩
古典文学における色彩
烏羽のふみ
月草摺の色 今に生きるニッポンの色
丹 今に生きるニッポンの色
葡萄染 今に生きるニッポンの色
「色へのことば」をのこしたい
  ◇四季をこえた彩り
  ◇夜会での色
  ◇秋・冬の彩り
  ◇古典文学と色彩
上代から近代で 文学作品をとおしてみた色の流れ
  ◇文学にみる狐にかかわる色
  ◇「万葉」の歌人大伴家持 色に魅せられた越中守時代
  ◇心の豊かさを求めて
  ◇平安の書と料紙の色
  ◇光源氏の衣装 王朝の服色の背景に
「源氏物語」の色 「枕草子」にもふれて
  ◇稲荷と、「白」と鳥
  ◇紅
江戸の主な色 文学作品などに見る
  ◇カタカナがはばをきかす色の世界
  ◇初出一覧
  ◇あとがき




レビュー


著者は、古代から近代までのあらゆる文学に見られる「色の言葉」を研究しており、この本はその色彩語集成の制作エピソードやラジオ収録等を紹介する本。
感性豊かな色彩語がちりばめられており、大変おすすめ。
伝統色の本を複数持つのであれば、そのうち1冊はぜひこの本を。

【関連する本】

文化・教養・趣味に関する本については、下記のページでも掲載しております。
文化・教養・趣味の本|カラーニュース書籍情報
伊原昭氏の著書については、下記のページでも掲載しております。
伊原昭氏の著書|カラーニュース書籍情報