題名:色を奏でる
著者:志村ふくみ
レビュー:
「一本まちがっても機は織れない。たった一本くらいと無精を決め込んで織りつづけると、最後まで傷つき放しとなる。人生にあてはめてみるとちょっと怖い話である。」
重みのある1つ1つの短編エッセイが詰まった、中身の濃い一冊です。
目次:
◆草木の生命
◆色をいただく
◆桜の匂い
◆樹幹の滴り
◆野草の音色
◆伊吹の刈安
◆くちなしの黄
◆藍の一生
◆緑という色
◆機のはなし
◆色の旋律
◆真珠母色の輝き
◆蚕は天の虫
◆生絹
◆光の旅
◆灰色の世界
◆裂の筥拾遺
◆湖北残雪
◆「道標」
◆雪-みちのく-鎮魂の色
◆藤原の桜
◆「運・根・鈍」
◆紬と絣
◆四十八茶百鼠
◆繧繝暈し
◆紫のゆかり
◆祇園の色
◆三幅前垂
◆着物と帯と
◆小物の美
◆これからの着物
◆蘇芳との半生
出版社:筑摩書房
価格:¥1,050
発売日:1998年12月3日
サイズ・ページ数:文庫,174P
対象:染織、着物、色に興味がある方
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