色を奏でる (志村ふくみ)



題名色を奏でる

著者志村ふくみ


レビュー

「一本まちがっても機は織れない。たった一本くらいと無精を決め込んで織りつづけると、最後まで傷つき放しとなる。人生にあてはめてみるとちょっと怖い話である。」
重みのある1つ1つの短編エッセイが詰まった、中身の濃い一冊です。


目次


草木の生命
色をいただく
桜の匂い
樹幹の滴り
野草の音色
伊吹の刈安
くちなしの黄
藍の一生
緑という色
機のはなし
色の旋律
真珠母色の輝き
蚕は天の虫
生絹
光の旅
灰色の世界
裂の筥拾遺
湖北残雪
「道標」
雪-みちのく-鎮魂の色
藤原の桜
「運・根・鈍」
紬と絣
四十八茶百鼠
繧繝暈し
紫のゆかり
祇園の色
三幅前垂
着物と帯と
小物の美
これからの着物
蘇芳との半生


出版社:筑摩書房

価格:¥1,050

発売日:1998年12月3日

サイズ・ページ数:文庫,174P

対象:染織、着物、色に興味がある方


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