色 世界の染料・顔料・画材 民族と色の文化史 (アンヌ・ヴァリション)

今日は、3月20日に発売されたばかりの民族と色の歴史の本をご紹介します。


色 世界の染料・顔料・画材 民族と色の文化史 (アンヌ・ヴァリション, 河村 真紀子, 木村 高子)色 世界の染料・顔料・画材 民族と色の文化史 (アンヌ・ヴァリション, 河村 真紀子, 木村 高子)

題名色 世界の染料・顔料・画材 民族と色の文化史色 世界の染料・顔料・画材 民族と色の文化史 (アンヌ・ヴァリション, 河村 真紀子, 木村 高子)

著者アンヌ・ヴァリション, 河村 真紀子, 木村 高子

出版社:マール社

価格:¥2,625

発売日:2009年3月20日

サイズ:23x17cm, 287P

対象:世界の民族文化と色彩の関わりを知りたい方

難易度(5段階) :★★★★☆

評価(5段階):★★★★★

内容:世界の民族や歴史と色彩の関わりを解説

レビュー
ヨーロッパや日本を中心とした歴史と色彩を解説した本はいくつかありますが、この本の特筆すべきところは、ヨーロッパ、日本だけでなくアフリカ・中近東・アジア・南アメリカなど、世界のあらゆる地域の民族の、儀式や日常生活の中で用いる色彩とその歴史的な意味について解説されているということです。
色別に章が分かれており、最初は白から始まって、黄、赤、紫、青、緑、茶と黒の7章だてになっています。
難易度で言うと、少しまじめな歴史書を読むような感覚で、読み応えがあります。ただ、紙面の半分程度が写真なので、そういう意味ではイメージを掴みやすいです。