ヘアカラー剤の色とヘアカラーの仕上がりの色は必ずしも一致しない

ヘアカラー剤のメーカーは、カラー剤の発売時にヘアカラーチャートを出しています。

こちらは、当研究所オリジナルのものですが、例えばこういうイメージのもの↓

ヘアカラーチャート
(ご購入はこちら⇒ヘアカラーチャート)

パーソナルカラーアナリストの方の中にも、

ヘアカラーチャートを美容師のお友達などにもらって、

似合う色のコンサルティングで使っている人も多いと思います。

ここで、気を付けたいのが、

「ヘアカラー剤の色」は「仕上がりの色ではない」ということ!

どういうことかというと、たとえば、、、

「8レベルのアッシュ」を希望の方が2人いらっしゃったとします。

1人は、今の髪色は、「13レベルのゴールド系」。

もう1人は、今の髪色が「6レベルのオレンジ系」。

2人とも「8レベルのアッシュ」を塗布すれば、仕上がりも「8レベルのアッシュ」になるでしょうか??

カラーアナリストであれば、答えは明確にわかりますよね。

多くのパーソナルカラーアナリストの方とお話をしてきましたが、時々

「私、このお客さんにはこの色を使ってくださいって指示しているの!」

という方にお会いするのですが、ちょっとびっくりです。

美容師経験もない方がですよ。

カラー剤の開発をし、色彩学を勉強した私でも、とてもとてもできません。。。

(美容学校に行っている理由の1つ)

せめて、「仕上がりをこのくらいの明度のこういう色合いにしてください」ということくらいです。

どういう仕上がりに対して、どういうカラー剤を使うかは、

経験のないパーソナルカラーアナリストの出る幕ではありません。

その道のプロである美容師さんにお任せしましょう!

「パーソナルカラーアナリストは、業界やヘアカラーの現状を知りもせずに出しゃばってくる」

と馬鹿にされてしまいますよ!

(もっとも、面と向かって言ってはくれないと思いますが)